【スタッフ紹介】オーナースタイリスト 寺田一也

 オーナースタイリスト 寺田一也


美容師歴     21年

  

生年月日     1982/1/7 


出身地      東京都

  

趣味       山登り・洗車すること(車無いけど)・美髪創り


保有資格    ・美容師免許・管理美容師・毛髪診断士・増毛士

  

受賞歴     ・SPC全国理美容コンクール中部地区優勝・3年連続全国大会出場         ・TRSグループ全店売上指&指名数12年連続1位

  

仕事で大切にしている事

   

「丁寧さ」髪は女の命です。やさしく扱います。

 

「適度な距離感」困ったときはそばにいる。付かず離れずそっと寄り添います。

    

「提案力」【おまかせ】が一番燃えます。まずはご相談下さい 




美容師へのあこがれ 

「ダサい、不器用、チビ。」 美容とは無縁のコンプレックスの塊だった中学生の僕は, 「美容院で働けばカッコよくなれるかも」 「美容師になればモテるかも」 通学路にあるオシャレな美容室を毎日横目でチラチラと見ながらそんなことを思っていました。


 高校の頃バイトで貯めたお金で原宿の美容室に行き、当時定期購読していたメンズノンノの伊勢谷友介さんの切り抜きをみせて、 「こんな感じにカッコよくして下さい」 とオーダー。今まで行っていた床屋さんとは全く違う切り方で仕上げられた髪型をみて雷に打たれたように 「髪型でこんなに変われるんだ!」 と感動した事をよく覚えています。


自分に少しだけ自身が持て、無事(髪だけは)カッコよくなった自分を見てニヤニヤしながら鏡の前に張り付いてはずっと頭をいじっていました。 「自分がカット出来たらきっと楽しそうだな、美容師になりたいかも」 と本格的に思い始めたのもこの頃です。


 高校を卒業後、通っていた原宿の美容室では面接すら受けさせてもらえず、しょうがなく(笑)近所の美容室にて就職の面接。 「免許持ってないの?ん〜、、使えなかったらすぐクビだから」と当時のオーナーにピシャリと念を押され恐怖に怯えながら僕の美容人生はスタートしました。


 半分学生気分の僕はなんとかなるだろうと甘い気持ちで働き始めましたが、初めに与えられた仕事は先輩のお昼の買い出し。駅前でのチラシ配り。掃除洗濯。。。 「想像していた華やかな世界じゃない!」 「今日一回もお客さんに触らせてもらえてないじゃないか!」 「いつカットをさせてもらえるんだァァァ!」 と悶々とした毎日。


 段々と仕事が貰えるようになってもシャンプー中にお客さんの服を濡らす、顔にパーマ液を垂らす、タメ口で話して叱られる。。。(笑) ここには書ききれない数々の失敗をしてきました。


 そんな日々でしたが、営業後に先輩のハサミを磨きながら 「いつかこんなハサミを持ってお客さんをカットしたい!」 と思いながら、誰もいない店内でこっそり先輩のマネをしてマネキンのカットをしていた事はここだけの秘密にしておきます(笑)


そんな失敗だらけの僕を根気よく育てていただいた先輩方には感謝してもし切れないくらいです。5歳年上のアニキ分の先輩とはルームシェアもさせてもらい、夜遊びも含め(笑)大人の世界を教えていただきましたし、20歳年上の師匠からは美容の楽しさ、厳しさを教わりました。


 修行時代の醍醐味は、「出来なかったことが出来るようになる楽しさ。」この一点につきます。 初めて自転車に乗れた時の感動のように、パーマが巻けるようになった!カラーが塗れるようになった!と一つ一つハードルをクリアして行くうちに僕はどんどん美容の世界にのめり込んでいきました。




 移住、飛躍、そして挫折 

26歳で妻のmichicoと出会い結婚、都内3店舗での経験を経て田舎暮らしに憧れて長野県へ移住。3人の子供を授かり仕事に育児に奮闘しました。


仕事の面では入社1年半で店長に抜擢、月200名の指名客、系列グループ店12年連続全店売上1位、コンテスト入賞、全国大会出場など自分でいうのも何ですが順風満帆な人生を送っていました。


 ところが2019年の秋、体を壊してしまい入院。当時住んでいた地域に奇跡的に専門医がいたおかげで命拾いはしましたが、約半年以上の間まともに仕事ができない体に。正直 「ああ、俺ってこのまま死んじゃうのかな?」 とも思いました。


 それまで休みは週1日。たまの休みも撮影やボランティアカット、講習会や勉強会などに出席。実質の休みは月に1、2回でした。帰宅は毎日10時過ぎ。家族や自分の体に負担をかけすぎたツケが回ってきたんだな、と深く深く反省しました。


病院のベットでボーっとしながら、「自分が生まれてきた意味ってなんだろう?何の為に自分は存在してるんだろうか?」などと今までは考えたことも無い不思議な感情になりました。そして、心に決めた事は、 「後悔しない人生を送る」 「とことん楽しむ」 という事。




 僕が体を壊している期間中、妻はパートで働いてくれながら3人の育児。家には収入のない夫。。。考えただけでゾッとしませんか?地獄のような魔の6ヶ月間、妻michicoの不安は相当だったと思います。


 そんなこともキッカケで「何かあったときには助け合える身内や親戚が近くにいる環境の方が安心して暮らしてしていける」と考え、妻の実家のある埼玉へ。 ご縁があってこの入間市にお店を構えることが出来ました。


再出発 

大人髪irohaはオトナの女性専用美容室です。 女性専用や半個室の作りとしたのは「心身共にリラックスしていただきながら悩みを解決したい」から。


 同時に6人ものお客さんをこなし、右から左へ流れるベルトコンベアーのように仕事をしている時期もありました。ただ、そんなスタイルのやり方は自分には合っていませんでした。営業後その日担当したお客さんの顔や名前が思い浮かばないのです!


「ただ切っただけ。」「ただ染めただけ。」そこに気持ちを入れる余裕はありませんでした。そんな仕事のやり方に疑問を持ち、一人ひとりのお客さんとじっくり向き合いたい、という思いの元、仕事のスタイルを変換しました。


 本当は男性も女性も関係なく、子供からお年寄りまでみんなの髪を切りたい!と思う気持ちも正直あります。ですが夫婦ではじめた小さな美容室ではそれは無理だと思ったのです。限られた人手で限られた席数。その中で最大の満足をしていただけるなら?と考えた結果が「オトナの女性専用」だったのです。



 髪の悩みは尽きません。10代や20代の頃は「憧れのヒト」と比べる。30代後半になってくると「昔の自分」と比べます。白髪、薄毛、ハリコシの低下など特に大人世代の髪の悩みはデリケートな事も多く、過去には 「本当は相談したいけど周りの目が気になって言えなかった」 と言うご意見も頂いたことがありました。


そんなお悩みを一人ひとりのお客様と寄り添い、丁寧にじっくり時間をかけて解決して行く為には?とひたすら考え、考え抜いた結果このお店のスタイルとなりました。


美容は楽しい!

 キャリア20年を過ぎましたが今でも毎月3冊の美容専門誌の購読、カットや似合わせのバリエーション、カラーリングの新しい技術の勉強は欠かしません。以前のようにコンテストにも出場し、チャレンジしたいと思っています。


 中学生の頃コンプレックスだらけだった自分に自身を与えてくれ、自信をもたせてくれた美容の世界はまだまだ奥が深く一生飽きることはありません。


きっとこの先も一生勉強し続けると思います。 あの頃憧れた美容師と言う仕事を今度は自分がやっているなんて不思議な感じがします。



中学時代の寺田少年に夢を与えたように、ひとりでも多くの方に 「髪型でこんなに変われるんだ!」 「髪の事ならirohaよね」 なんて言っていただけるお店になればこんな幸せな事はないです。泣きます、多分。


 美と健康は繋がります。生き生きと生きる為に少しでも皆さんのお役に立てればと思います。入間市のみなさんが一人でもキレイになりますように。。。


 ありがとうございました。

大人髪-iroha-

◾︎埼玉県入間市駅徒歩2分 ◾︎オトナの女性専用美容室 ◾︎夫婦+アイリストでのんびりやってます ◾︎頭皮診断〜仕上げまでマンツーマン ◾︎髪質改善、美髪育成、オトナの目元ケア ◾︎全席半個室のプライベート空間 ◾︎キャリア20年以上スタイリストのみ

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